新編・調教師伊藤雄二の確かな目 警鐘 (ワニ文庫)
10年前からのことが書かれてあるのに、少しも時間の経過を感じませんでした。それが伊藤雄二元調教師のバイタリティなんでしょうか?この本で、強い馬のことを、輝る馬、弾ける馬というんだということも知りました。競馬のおもしろさが溢れています。読めば判ってくることは、請け合いますよ。
おまえ百まで わしゃ九十九まで
表題曲の「おまえ百までわしゃ九十九まで」と、「BaCa」だけでも十分買う価値のあるCDであるが、このCDの魅力は歌詞である。
秋元康、とんねるず二人の詞も見所だが、アントニオ猪木、所ジョージ、落合信子、野茂秀雄、武豊などに書かれた詞が売りである。色々な道の大物達によるメッセージはどれも「さすがだな」と思わせてくれる。そしてその中でも特に落合信子の歌詞は現役引退~監督になった夫へのラブソングとして、10年経った今でも違和感なく聴く事ができる。
全14曲だが、その全てが全く違う方向で、飽きずに楽しめる。つまりは作曲、編曲を務めたジェームス下地にリスペクトということである。
仕事力 青版 (朝日文庫)
この本は、非常にいい本です。ぜひお勧めです。
各界で活躍する方々15人の、仕事観が語られます。
北条格太郎(IBM)、林真理子(作家)、新藤兼人(映画監督)、丹羽宇一郎(伊藤忠商事)、羽生善治(将棋棋士)、水野正人(MIZUNO)、安藤宏基(大学教授)、橘フクシマ咲江(コンサルタント)、吉田忠裕(YKK)、立石義雄(オムロン)、茂木友三郎(キッコーマン)、猪口邦子(大臣)、石原邦夫(東京海上)、武豊(騎手)
皆に共通しているのが、やはり壁を乗り越えようと必死だったということです。最初から成功が約束されていた訳ではなく、一生懸命悩み考えて、結果、道が開けてきたということでした。
とても勇気づけられる本です。
あと感じたのが、”一生を掛けて仕事を頑張りなさい”というメッセージですね。仕事の大変さを通じて、人は磨かれるということ。諦めない。何度も挑戦。
心前向きに頑張らなくちゃ。
ステイゴールド 旅路の果てに [DVD]
私を競馬に引き込んだ馬、それがステイゴールドです。
昔から天の邪鬼と言うか、「天才」とか「圧倒的な強者」とかが大嫌いだったので、その勝ちきれなくも頑張る姿に感動しました。
だからこそ、引退レースの豪脚一閃には、涙が流れました。
ステイゴールドの全てが詰まった、素晴らしいDVDです!
2009年、彼の息子が、父が何度挑戦しても勝てなかった宝塚記念と有馬記念を連覇したのは、ステイゴールドファンにとって最高のプレゼントだったのでは無いでしょうか?
ウオッカ物語~競馬史に残る美しき名牝~ (廣済堂・競馬コレクション) (廣済堂競馬コレクション)
2歳のデビューから長きにわたり日本競馬界のトップを走り続けた彼女。ダービー制覇、秋の天皇賞でのライバルとの激闘、有馬や宝塚での惨敗、ジャパンカップ制覇時の陣営の涙、そして幾度と挑み続けたドバイ、そのすべてを関係者の談話等や臨場感あふれる写真を交えながら振り返っています。また、アイルランドでの生活の様子にも触れられていて読むたびに現役時代の彼女の姿が浮かんでくるとともに将来母親となる優しい彼女の表情もうかがうことができます。ウオッカファン、競馬ファンだけでなくあまり競馬になじみのない人が読まれても馬と人の愛や信頼、レースにまつわる秘話など心を打たれる作品となっています。きっと競馬が好きになり、生まれてくるウオッカの子供がターフを駆け巡る日を待ち望んでやまない気持ちにさせてくれる本です。