ドリームズ・カム・トゥルー
「あなたに会いたくて」がドリカムとの初めての出会いでした。
当時は折からのバンドブームで巷には沢山のバンドが溢れかえっていましたが、彼らはその中でも超がつく程の正当派路線で、だからといってそれまでありふれていた曲達とは違い、女の子を気持ちをとても上手く表現している曲が新鮮でした。
アルバムが出るのを心待ちにしたのは随分と久しぶりだったと思います。
今でのこのアルバムの全ての曲が好きです。
「あなたに会いたくて」だけでなく、「それでも恋は永遠」とか「STILL」とかもいいですね。
「STILL」なんて聴くと、今でも涙が出そうになります。
ぜひぜひ、恋をしている女の子に聴いて欲しいアルバムです。
最近ではすっかり聴かなくなってしまったドリカム。<!BR!!> 多分この頃の曲にあったドキドキする感じが薄くなってきてしまったからなのかもしれません。
Vanessa Paradis
間違いなくレニークラヴィッツの最高傑作はこれだろ。Vanessa Paradis…?誰?なんて。ちょっと狂気を孕んだロリ声が大好きな俺にとってこのヴァネッサの逝っちゃったロリ声はストライク。ドツボ。これを聴いて男は悶絶。女は憧れるわけですね。ていうかこれ確信犯だろ…絶対。この舌足らずなフランス娘にレニークラヴィッツも本気出しちゃったというわけですね。35分しか収録時間がないのが唯一の欠点。このロリ声とレニーの生み出すナンバーを延々聴いていたい。3時間くらい続いてほしいです。
ROCK AND ROLL HERO
普通の恋愛のラブソングなど一曲も無し。
サザンオールスターズの桑田さんも、もちろんいいんですが
僕はソロのときの桑田さんが「自分がやりたいことを好きにやっている感」が出ていて、とても好きです。
現在の日本に対する危惧、不満を素晴らしいメロディに乗せてぶちかましてくれます。
特にアルバムのタイトルにもなっている「ROCK AND ROLL HERO」の歌詞は最高です。
ここまで現在の日本を痛烈批判しておきながら、聞いていて気持ちいいなんて桑田佳祐さんの才能を再認識させてくれます。
石原慎太郎東京都知事に対して皮肉たっぷりに作られたという「東京」も哀愁感が出ていて良いです。
Love Psychedelicoがレコーディングに参加した「BLUE MONDAY」も素晴らしいですね。
このアルバムのコンセプトは良くも悪くも「日本」でしょう。
「俺はこう思っているんだよ!!!」と桑田さんの声が今にも聞こえてきそうです。
そして桑田さんは「日本」を愛しているんだと思います。だからこそ、こういうアルバムを作ったのだと思います。そういう意味ではこのアルバムに収められている楽曲は「日本」に対してのラブソングなのだと思います。
昨今の普通のラブソングだらけの日本の流行歌に飽きたそこのあなた!一度このアルバムを聞いてください。真のラブソングに出会えますよ。