ポゼッション [DVD]
今から20年前程に深夜のテレビで見ました。その時は全く理解出来ずイザベル・アジャーニの演技に圧倒されていたのと、当時ハマっていたSoft Balletというバンドの曲にこの映画の台詞がサンプリングされていたので印象に残っています。
内容は他のレビュアーの言われているように、全くわかりません。が、実はポーランドの歴史的悲劇を表現しているとの事。ファシズムと闘って旦那(サム・二ール)が家空けてる間に、奥さんのアジャーニ(ポーランド)は、共産主義(怪物)に犯されていた・・・(Yahoo知恵袋より)という事らしいです。
DVDも廃盤となって長く経ち、もう入手不可能と思っていましたがスティングレイさんからデジタルニューマスター版が発売されており2010年12月現在も新品・定価で入手可能です(私も入手しました)。ビデオ版をそのままDVDにコンバートしたような中古DVDを高値で入手(過去に入手しました…)するよりは、画質・音質もかなりクリアになり、予告編(全世界・仏・英・日版)、ノンクレジットタイトル、アジャーニのカンヌ(1981)でのインタビューが特典で付いている、このニューマスター版の購入をオススメします。アマゾンでは売ってませんが…
ポゼッション [VHS]
フランスの美人大女優イザベル アジャーニが主演する、異色のSFホラー。「ポゼッション」とは魔に取り憑かれるという意味。若く美しい妻アンナの行動に疑問を持った夫マルクは私立探偵を雇う。アンナには想像を絶する恐ろしい秘密を持っていた。
イザベル アジャーニの常軌を逸した迫力ある演技は必見。この演技によりアジャーニは81年度のカンヌ国際映画祭主演女優賞、フランスセザール主演女優賞を獲得した。
POSSESSION
東京バレエ団のプリンシプル、首藤康之の写真集。首藤康之は、ベジャールに認められてボレロを踊ったり、超話題作・AMPの「白鳥の湖」でThe SWANを踊るなど、日本のみならず世界的に活躍しているバレエダンサー。そんな彼の、鍛え抜かれた20代の若々しい肢体が拝めます。陰のある官能的なハンサムなのもいいですネ。全ページモノクロ。
バレエを習っている女性ばかりでこの写真集を見た時はすっごく盛り上がりました。最初は悩ましげなページにドキドキだったのですが、段々「すごい○○筋!!ここまで鍛えているのは見たこと無い!!」とか「足の甲がすごい発達している」とかバレエを習っている人ならではの視点で観察してしまって、また異様に感激しました。
バレエファンじゃなくても必見☆素敵です。
エッセンシャル・ダリル・ホール&ジョン・オーツ
ホール&オーツのベスト盤はピンからキリまでいろいろ出ているが、これが決定盤です。アトランティック時代、RCA時代等々所属レーベルでまとめているもの、時代を横断してまとめたもの、デジタルリマスターもビット数が違うものなどあり、最近の曲まで自分でMDに編集しても音のクオリティに統一感がなく、欲求不満はつのるばかりでした。このCDはそれらすべての不満を解消し、主要な曲をほとんど網羅。実はオリジナルCDは全部持っているのですが、こういう編み方をしたコンピレーションは新鮮な気持ちで彼らの軌跡をたどることができ、とてもうれしいです。最近こればっか聴いてますよ。
レポゼッション・メン ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
冒頭、ジュード・ロウ演じる人工臓器回収人“レポメン”の仕事ぶりが紹介されます。手際よく胸を切り開き、人工臓器を取り出すシーンで流れるのが「キエン・セラ」の英語版の「スウェイ Sway」です。ペレス・プラード楽団をバックにローズマリー・クルーニーが歌っているヴァージョンですが、曲調と映像のギャップが面白く、中々出だし好調だと思いつつ観ていると、ユニオン社の手口が紹介され、甘い言葉でローンを組ませ非情な手段で回収するその様子は、闇金融より酷い。そのあたりの実情を暴くサスペンス映画になるのかと思ったら、レミーと同僚のジェイク(フォレスト・ウィテカー)が、手荒なやり口で臓器を回収していくというありがちなアクション映画になって行きます。
レミーが人工臓器を移植されてからは、ジェイクとは追う者、追われる者と敵対関係に逆転してしまうのですが、これも、なんだかありがちの展開だな、と思いつつストーリーを追っていると、ベスという全身人工臓器だらけの麻薬中毒者を救い、彼女と逃亡を共にすることに。ここからが、ちょっと恋愛モード。そして、レミーとべスの逃避行とユニオン社からの追跡劇という展開。
そして、ユニオン社のビルに潜入したレミーと社員たちとの格闘アクションが後半の大きな見せ場となっているのだけれど、ナイフを使った格闘術が非常に洗練されて、確かにカッコいいですが、安易な展開と都合主義に『なんだかなぁ』と思いつつ、さらに、自分で自分の身体を切り裂いて記録を抹消し借金を踏み倒すという荒業に絶句!! 「それでいいなら最初からそうしたら?!」とツッコミを入れようと思ったそのときに、すべてをひっくり返す驚きが待っていました。これで、本作は名作とまではいかないものの佳作にはなりましたね。
エンドロールで流れる、ママス&パパスの「Dream A Little Dream Of Me」が甘く哀しい。