LUPIN THE THIRD“JAZZ”
ルパンというアニメ作品がいかに音楽に置いて優秀だったか、それぞれの楽曲の土台からして、既にスタンダードになり得る美しさを秘めていたことを実感する。また登場キャラクターそれぞれ人間臭さとスタイリッシュであることが、JAZZにしたときのソウルと哀愁にもイメージが結びつくのだろう。
そしてやはり5の「銭形マーチ」である。ベース音が身にしみる。JAZZの奥ゆかしさ、原曲の日本的古めかしさ、謡曲から来る酒の匂い。どれもがブレンドの際に最高に調和している。哀愁とはかくもインテリジェンスなものだったかと、改めて男らしさを考えずに入られない。
一方、9の「ラヴ・スコール」は女性らしさを感じさせる。峰不二子がアニメのエンディングで車を走らせていたシーンが甦るが、アレンジはしなやかさと綺麗さを残しつつ、恋の切なさや甘酸っぱさもみえてきそうだ。それでもどこか健気で元気さを忘れない女性がいる。
野性の証明 (角川文庫)
映画を見てないので、何の先入観もなく読みました。ここでは特に刑事や探偵が事件を解決するのではなく、主人公の味沢が事件を追っていく。にも拘らず、重要人物として警察が追っているのはこの味沢。途中、運命の女性と出会えた味沢だったのに、彼女が殺されてしまうところはすごく悲しかった。最後はほっとしながらも、無念というか残念。真実は闇に包まれてしまうのか。
究極のベスト! ジョー山中
私も松本人志 放送室のエンディングを聴いて欲しくなった1人。
もともと曲は知っていたが、あのラジオでの使い方が曲のポテンシャルを引き出している。
哀愁の中に力強さを秘めた歌唱力。
この歌を表現できるシンガーは少ないだろう。
同様にこの歌を表現できるオーディオシステムも少ない。
独特の高音域を本物の音で聴いた時、さらなる驚きが訪れる。
他の曲も熱いパッションで歌われているが、
音的には古臭さは否めない。
人間の証明のテーマだけは別次元の曲である。
是非聴いてみてください。
KOIZUMI 小型シーリングライト 人感センサ付き BHE570086
我が家は築20年の年代もののマンション、玄関の照明はスイッチでon/offするタイプでなんとかならぬものかと思っていたところホームセンターでこの商品を発見し、ネットで価格を調べていたら一番安いようだったので即買いしました。
取り付けも一人で簡単に出来ました。
取説を見るとトイレ用の照明のようでデザインがパッとしない気もします、それとセンサーのついている位置のせいか感知する範囲が360°ではありませんが調節次第でなんとかなります。値段の安さを考えるとマンションの玄関や廊下なら充分満足できます。
人間の証明 (角川文庫)
私は松田優作が好きだったので、彼が出演している映画版の方を先に見ました。映画では、どうしてわざわざ日米を又にかけた事件にしたのか、いまひとつピンと来なかったのですが、小説版を読んで大納得しました。日米の対比こそが、この小説の肝なのです。凶悪犯罪が日常となってしまっているアメリカ。そのアメリカよりは日本の方が暖かみのある国であるはずだという思い。一方で、敗戦以降どんどんアメリカ化していく日本の行く末への不安。そんな社会的な視点をベースにしつつ、崩壊しつつある親と子の絆を描くという手法は見事だと感じました。泣けるミステリが好きな人におすすめです。