はじめて部下を持つあなたが理想の上司と呼ばれる瞬間
上司とは、幹部社員のことではありません。
一人でも部下がいれば、「上司」です。
かつては入社して2,3年すれば後輩が入り、上司として成長する機会に恵まれていたと思われます。
しかし、ここ10年で社会は大きく変わりました。
新卒採用を絞る会社が増えたため、若いうちに部下と接すること無く30代、40代を迎える中間層が大量にいるのではないでしょうか。
あくまでも個人の感想ですが。
となれば、かつては若いうちからトライ・アンド・エラーできた部下を育てることも、そうそう経験できるものではありません。
かつては課長になっていたような歳で、いきなり新人を迎えることになる人も珍しくないでしょう。
私も近い立場です。
福島氏の著作は、平易な言葉ながら、部下を持つことに不安を覚える上司を励まし、力づけ、部下とともに成長することに喜びを見出すようにできています。
数年前に見かけた時にすぐ買っていればよかったのですが、今頃ようやく入手できました。
すべての新米「上司」に贈る本です。
星野流
厚さはそれなりにありますが、語りのような読み易さなので情景が浮かんで
すんなり読めました。星野さんはどんな方なのか知りたい方にはおすすめです。
どうしてもこの時期北京オリンピックの話題先行ですが、ただ単純に普通に読んで、
学生もビジネスマンも環境は違えど置き換えて見られるので何かのヒントになればと
弟や友人などにプレゼントとして数冊買ってしまいました。
なぜ、女性の私がこの本を手にしたかというと。。。
10年程前に銀座の某カフェの入り口を入った時、会計を済ませ振り向きざまに
ぶつかった方がいて、パッと見上げるとなんと星野監督でした。
「すみません。大丈夫でしたか?」と笑顔でとても紳士的な優しい対応が印象的で
すっかりファンに、笑。
頑固オヤジなどと言われてますが、それ以来、優しい心を持っているからこそ
本気で叱ったり怒鳴ったり出来るのだと思います。
この本は、そんな星野監督の人柄があふれてます。
星野JAPANの活躍願って!