みちのく津軽の祭り 熱舞台 ~青森ねぶた・弘前ねぷた・五所川原立佞武多 [DVD]
特に弘前ねぷたのものが無くテレビの中継も青森のみでやっと見つかった。画質も素晴らしく大変良い。弘前ねぷたのはやしもあればなお良かった。老齢のため見物に行けないので、涙が出るほど感激した。
津軽三味線の競演のDVDも是非発売して欲しいものです。
CD 高橋竹山生誕100年記念番組 ラジオドキュメンタリー 故郷の空に
一昨年秋に放送した時に聴きました。竹山の肉声を娘さんの哲子さんがカセットテープに取っていたそうで、新発見の音源が聞け興味深った事が記憶にあります。そのご芸術祭の大賞を受賞したそうで改めて聞いてみたいものです。
リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)
この本もよい。
「奇跡のリンゴ」でズシッと感動した方は迷わず読んで後悔はしません。
本書の前半は「奇跡のリンゴ」を重複する部分もありますが、本書ではじめて公開された内容も少なくありません。出稼ぎを余儀なくされていたときの状況などは一層こまやかに紹介されています。
(唯一気になったのは、2箇所ほど、「奇跡のリンゴ」と出来事が前後するところがあったことだけです。やまでドングリをみつけた事と大豆をまいたタイミングなど)
本書の後半は、「奇跡のリンゴ」にはほとんど記載のない、自然栽培でリンゴがなったあとの出来事です。自然栽培を世の中に広めようと、全国、世界を飛び回る木村さんがいきいきと描かれています。りんごだけでなく、米や多くの野菜について、リンゴで悪戦苦闘している数年に実験、観察を繰り返し発見したノウハウを紹介してくれます。
農薬や肥料を使わせる国の方針、それに甘んじる農家への鋭い批判には、自然栽培に挑戦していたときの木村さんがどのようなひどい扱いを受けていたか、を感じます。
そして本書は、木村さんの自著であることも大きな特徴です。テレビでみた木村さんの言葉そのままに綴られる本書の文書は、木村さんの声が聞こえてきそうです。
日本の、世界のための非常に重要な指摘へと展開しているこの本を是非よんでください。