キル・ビル Vol.1 (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第2弾) [DVD]
とにかく「オタク監督」の集大成。
劇場で見れなかったのをとっても後悔した作品。
内容などについてはもう語り尽くされているでしょうけど、
とにかく後半の切って、切って、切りまくる。
そして半端じゃない血!
もう自分まで熱くなりました。
アニメパートまで手を抜かず、ここまでやり抜いたタランティーノ監督には頭が下がります。
ただ、一緒に見ていた妻は途中でダウンしてました(笑)
やっぱりオタク映画には、見る人も選ぶようです(笑)
キル・ビル Vol.1&2 <USバージョン>ツインパック [Blu-ray]
USバージョンということで、VOL1の残虐シーンの一部が抑えめの表現となっております。
一番の違いは青葉屋にてクレイジー88本隊と乱戦中、構成員の目を引き抜くシーンから、ブルーバックの和室で戦う直前までの部分がモノクロになっています。
モノクロへの切り替わり方や、モノクロの質感はタランティーノの配慮が感じられる処理がされていますので、違和感はあまり無いです。
これはこれで演出として成立していると捉える事も可能です。
もっともBLU RAYの容量を考えると、国内版テイクも収録できたはず。
設定で選択できるようにされていれば言うこと無しでした。
それ以外のシーンはDVDとは段違いに美しい映像と音響です。
特にオーレンとの最終決戦では降り積もる雪の一粒一粒までがはっきり確認出来るほどです。
VOL2については変更点はありません。
「キル・ビルVOL.2」&タランティーノ・ムービーインサイダー (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
各俳優人の経歴、元ネタ関連映画作品紹介等、全体的に映画パンフレットを濃く深くした感じの作りです。
未見の方に配慮したのか作品本編に突っ込んだネタバレ的要素は少ないです。
映画を観終えて登場人物に思い入れの出来た人には多少物足りないかもしれませんが、GOGO夕張の双子の妹のボツネタ、エル・ドライバーとブライドの対決シーンのボツネタ等、この本でしか読めない未使用脚本も収録されていてファンなら買い!の一冊です。
Vol. 2
中高年には、なつかしい曲、若者には、新鮮な曲?満載のキルビル。
いい映画でもサントラは、意外とつまらない。そう思っている方多い
のでは。しかし、このサントラには、大満足。
キルビル1には入ってなかった怨み節が、ついに登場。
キル・ビル Vol.2 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]
これぞ、タランティーノワールド炸裂の大傑作だと思います!!
何しろ普段観ることのない独特の映像世界がところ狭しと展開します。
DVDの画質も素晴らしく、ボクは、とても新鮮な感覚で観ることが出来ました。
Vol.1は、主人公ザ・ブライドの復讐劇がこれでもかと描かれます。
主な舞台は日本ということで、日本人俳優が多数怪演していておもしろいです。
日本刀で、腕が飛び、手が飛び、首が飛び、頭の上が飛び、血しぶき飛び散る。
この演出に嫌悪感を覚えた人は、正にタランティーノの策略にはまった訳ですね。
そもそも何処かの異次元世界の空想劇だと思えば、実に楽しい。
おおっ、国内線客席に堂々と日本刀を乗っけてる〜。
そしてあの独特の音楽がカッコイイですね。11pm?やっくんもテーマに使う訳だ!!
Vol.2は、純粋たる続きになっています。Vol.1の謎が解明されていきます。
2本でひとつの作品なので、片方だけDVD所有するなんてナンセンスなのだ。
ただし、内容はVol.1とはガラリと変わって、登場人物のゆる〜いセリフを中心に話が進みます。
あまりのスローテンポに、退屈になり眠たくなるかも知れません。
目を見開いて、気合だ〜、気合!!
ラスト、やっとこさキル・ビルを達成するわけですが、更なる続編を期待させます。
それは、
★残りの目玉をくり抜かれたエル・ドライバーは、はたして死んだのか?
★一瞬映る学校でのブライドのお子ちゃま姿って?あの子が本当の子どもでは…
★キル・ビル後、ブライドの車を運転し、迎えに来た人物は誰?
★翌朝、ホテルバスルームの床に仰向けでぬいぐるみを抱いて、
泣きながら「ありがとう」と言うブライドの行動はなに?
★そして、ビルは本当に死んだのか〜っ!!
これらの解明をぜひパート3でお願いします。タランティーノ様!!
Vol.2の最後には、全編のキャスト出演者が映像で紹介されます。カッコイイんです。
そして、梶芽衣子「怨み節」。修羅のわびさび感じちゃいますね〜。