ベリー・ベスト・オブ・ジェームズ・ゴールウェイ
シャミナード作曲のコンチェルティーノが欲しくて購入しましたが、他の曲も流れるようにロマンティックな演奏です。
ケルト音楽風の「タイタニック 愛のテーマ」は感動的です。ゴールウェイさんはアイルランドの出身なのでケルト音楽には特に思い入れがあるのかもしれませんね。
クラシックからポピュラーまでをCD2枚でカバーしたこの名演奏集はゴールウェイさんのファンでなくても愛聴版になることでしょう。
ベスト・オブ・ジョン・デンバー
選曲は1969年〜1976年に発表された曲で、代表曲は一通り網羅されているので、選曲は合格点かな。
「故郷へかえりたい」「太陽を背にうけて」「悲しみのジェット・プレーン」「緑の風のアニ−」「バック・ホーム・アゲイン」といった代表曲はもちろん、
1973年のTV映画『サンシャイン』で使われ多くの人の涙を誘った名曲「マイ・スウィート・レディ」、『警部マクロード/コロラド大追跡』で歌い
多くの人を魅了させた「彼はコロラドにいるだろう」といった長年のJDファンを喜ばせる名曲も収録されているのが嬉しい。
選曲のほとんどがジョンの70年代初期のLiveやTV番組で歌われているもので、「70年代初期」としてはベスト盤だと思います。
意外に、1976年発表の「モンゴメリーの天使」「愛の河は流れる」といったマイナーな選曲があって面白い。
「オールド・デキシー・ダウン」「ミスター・ボージャングル」「シティ・オブ・ニュー・オーリンズ」を選曲するより、
今回1曲も収録されていない1975年発表の代表曲を優先して選曲してほしかった・・・。
The Very Best of John Denver
久々に一人で、音量を上げて、どっぷり世界に入り込んでアルバムを聴きました。どれも聞き覚えのある楽曲であり、アレンジであり、サウンドで、何の新しいものも入っていないはずです。それなのに、より鮮明に一つ一つの音がよみがえっているのは、単にリミックスの技術の進歩でしょうか?ベスト版は結局耳当たりのよいBGM版になってしまいがちかも知れません。しかし、このアルバムは、私は、違いました。夢の中で、こぢんまりしたライブハウスかどこかで、彼とそのミュージシャンたちが今目の前でライブパフォーマンスをやってくれている。そんな感じに聞こえます。古い曲も比較的新しいものも見事にバランスが取れています。そして1曲1曲にあの旧友でありプロデューサーのミルトン・オクンがおそらく彼にしか為しえない解説を加えています。このライナーノーツ・歌詞カードもこのアルバムの大きなポイントです。世界中のファンにとってマストアイテムでしょう。
John Denver - Authentic Guitar Style: Acoustic Guitar Transcriptions
ジョンのギター楽譜でもTAB譜が載っている、とても分かりやすい本。
おなじみのイントロからアウトロまで再現できて、ファンは思わずニヤリとしてしまいます。曲数としては多くないかもしれませんが、値段にも、本の楽譜としての使いやすさ、装丁にも納得!
特にアルペジオ好きにはおすすめしたい一冊です。
An Evening With John Denver
このアルバムを聴いたとたんに感覚が一気に30年前に戻りました。当時は学生でお金は無かったけど、何かもっと生きる希望のようなものがあったのではないか…自然とやさしさを感じさせるジョンの歌がそれを想い出させてくれました。当時のLPのオビに「このアルバムよりもすばらしい宝石があったら教えてもらいたいものです」などと書いてあったが本当にその通りです。その後、時代の流れは残念なことに彼の歌がそぐわない方向にきてしまっているのかもしれません…