十二人の怒れる男 [DVD]
・・・とタイトルを書いてみましたが、まだそんな年でもありません^^A
しかし、確実にいままで見てきた作品の中で、最高の1本です。
高校生の頃、父に薦められるがままに見たこの作品ですが、
これ以上のものにまだ出会えていません。
この作品のスゴイところは、画面の向こう側の温度が伝わってくるということです。
広いとはいえない部屋の中で、12人の男たちが一人の少年の罪を議論します。
季節は夏。
扇風機もろくに効かない部屋で、男たちは暑さと戦いながらそれぞれの意見をぶつけあいます。
その「暑さ」と「熱さ」がこっちに伝わってくるんです。見てるこっちまで暑くなってしまうのです。
そんなちょっと暑苦しいドラマですが、最後はスッキリ爽快。
とても心地よい風が吹き抜けます。
陪審員制度の導入、リメイクや舞台化などで、最近また注目されているこの作品。
法廷モノが好きな方は必見。
そうでない方も、映画好きの方は是非見てください!
メイキング・ムービー
本1冊で映画のつくりかたを知ろうというのは無茶だけど、その無茶を成立させている本。映画の進行にそって「監督」「脚本」「俳優」「キャメラ」「美術と衣装」etc、それぞれの仕事がどんなものか、具体的に書いてある。具体的にというのは、自分が監督した作品を例にということで、この人の映画の裏話でもある。でも主旨はあくまで「映画をつくる」話なので、抑制がきいている。自伝でもなく、作品解説でもなく、あくまで映画について語った本。
ウィズ 【ベスト・ライブラリー 1500円:ミュージカル&音楽映画特集】 [DVD]
ダイアナロスがドロシーでマイケルがライオン! ダイアナロス、何歳なんだこれ!・・・とか思いつつも、くるくる歌い踊るいかしたミュージカルです。大好きです。
オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
『オリエント急行殺人事件』(原題:Murder on the Orient Express)は、1974年製作のイギリス映画。
アガサ・クリスティの『オリエント急行の殺人』の映画化。
シドニー・ルメット監督によるミステリ映画。
映画はポアロの「良心と格闘する」の一言で殺人が見逃されてしまうという結末だが、
私はこの結末が嫌いである。
殺人の動機が弱いと思う人も含まれており、それは階級社会ということなのか