コンプリート・シングル・コレクションズ~ファースト・テン・イヤーズ(ライノ・プレミアム・エディション)
コンピ盤に入っていた「セカンド・ラブ」をきっかけに、改めて明菜の魅力に取りつかれました。もう一度じっくり聞いてみたいと思いベスト盤購入を検討していましたが、いろいろ迷ったあげくにこのボックスに決定。
一通り聴き終わってやっぱり名曲が多いなあと実感、大感動です!B面にもうなるほどいい歌があります。付属のブックレットも濃い内容で、味わいが深まる充実の構成だと思います。松田聖子もこういうボックスが出ないかな〜。
パブロの恋人
小島麻由美ワールドです。
彼女にしか表現できないワールドがありますが、少しずつ変化していくので安心して聞けつつも新しい発見があります。「面影」あたりからかなり憂いが出てきましたが、新しい魅力としてとても楽しめます。
アルバムとしては初めての写真ジャケット。こちらのアートワークも素晴らしい。
愛のポルターガイスト
小島麻由美氏の作品は独特なので、その辺が分かる人に
向けたレビューとなることをご容赦願いたい。
私の小島氏評は「セシルのブルース」に記載したので、
そちらをご参考にして頂きたい。
BGMとして最適な作品の1つ。
小島氏の作品としては、一曲一曲の完成度は高い。
反面、小島ワールドとしては、牙を抜かれたようだ。
毒々しさ、能天気さを少し抑えて、アレンジはブルース、ジャズ本来の
曲調に近づけて、かっこよさを出している。
小島ワールドファンには、小島麻由美の違った一面として買ってみても悪くない。
それ以外の方には、本作で小島氏の評価をしては違うような気がするが、
少しムーディなBGMとしていかがでしょうか?