鼓と声明 TSUZUMI and Buddhist Chanting
日本の最高鼓奏者望月太三郎と、学会方面で幅広く活躍する現役住職佐藤隆一による、鼓と声明（しょうみょう）という全く異なるコラボレーションにより生まれた新しいライブパフォーマンスユニット。2009年 共通の友人の紹介で知り合い、全く違ったジャンルでありながら、全ての日本音楽のルーツである「声明(しょうみょう)」に歌舞伎音楽の要素を組み込むという新しい試みでユニットを結成。これまでに、佐藤隆一が住職を務める真言宗智山派円能院のサマーフェスティバルにてパフォーマンスを公開し大きな反響を受ける。和楽器の響きと「声明(しょうみょう)」に込められたポジティブなメッセージを通して、日本の伝統音楽を国内外に積極的に発信している。 鼓、パーカッション：望月太三郎1980年望月朴清（人間国宝）師に 入門、 望月太三郎を許される。1985年東京芸術大学入学、 1989年同校を卒業後、囃子方として歌舞伎公演、舞踊公演、演奏会等に 出演。芸大在学中より杵屋崇光氏(現杵屋勝四郎氏)らと「THE家元」を結成、現在までCD２枚を発表。「筝座」、寺田創一、 宮本文昭等のレコーディング、ラ イブなどにも参加。1992年日本音楽集団に入団、定期公演等に出演 また同団のアメリカ 公演に参加し ニューヨークフィルと共演した。現在は歌舞伎公演を中心に活動し、フランス公演やモナコ公演等の海外公演や、天覧歌舞伎公演にも参加している。 声明：佐藤隆一神奈川県川崎市川崎区の真言宗智山派円能院住職平成23年9月に住職を拝命した。 昭和五十五年三月 大正大学仏教学部梵文学専攻卒業平成十年三月 大正大学臨床心理学修士課程修了同年四月より 大正大学講師・准教授(人 間学部臨床心理学科) 第12回国際精神医学会総会（２００２）にて「空海の仏教を通じての人格成長と自己実現について」を発表した。
