最後の喫煙者―自選ドタバタ傑作集〈1〉 (新潮文庫)
私は、愛煙家でヘビースモーカーでもありチェーンスモーカーです。特にゴールデンバットを愛煙しております。この方は聡明ですが、伊丹十三氏との違いは何だろうか?って思います。映画監督と作家の違いでも伊丹氏も脚本家で有るし、どちらも同じような思想家で有ったであろうに一方は悲劇的結末でこの方は建材。タブーへのアプローチの仕方が上手くいったか?上手くいかなかった違いか?それだけで片付くのならば創作意欲なんて無い方がいい。天才的な作者が死なないと為らない程の事情。死人に口無しか?努力って荒唐無稽で人気者が挫折感を味わった時に全て雲散霧消する殺人狂時代。タバコすら申し訳無くしか吸えない現代社会。安いお笑い芸人が次々と出て来てはたいして笑えない低予算番組。もう今の日本には期待や失望感は一緒にされる時代。か?所詮、平成は昭和に勝てない。
世にも奇妙な漫・画太郎 1 (ヤングジャンプコミックス)
本当にメチャクチャです。
でもこんなにヘンな漫画が普通に買えて、読めることが嬉しくて仕方ないです。
どの短編も何度読んでも面白いのですが、特に最後の「柿の恩返し」というお話は画太郎先生には珍しくハッピーエンドで終わっており、しかしそこに至るまでがただものではなく、とある本当にあった事件をほうふつとさせます。
pop'n music 12 いろは AC CS pop'n music 10
私はPOP'N11からプレイしていないですが、これまでで多分最も良い曲ばかりがそろっていて、PLAYしたことの無い人でも絶対楽しめると思うので誰が何と言おうと私は、POP'NCDに満点をあげたいです!!
エヴァ・しんちゃんをご本人が謳っているのにはびっくりしましたが、すごく新鮮なのに聞きやすい曲ばかりで最高でした★
私的なお勧めは【12・いろは】ならCURUS・夢幻の光・雪上断火・雫・【10・CS】ならOnly One More Kiss~雨に唄えば~・EGOISTかな。
今回すごくよかったので次の13にもかなり期待しています。
世にも奇妙な物語 TV復刻版
その名のとおり、1990年放映開始のころにリリースされたCD(当時税込2800円)の再発売盤で、
2000年に「映画の特別編」の公開にあわせて「TV復刻版」というタイトルになりました。
今もスペシャルで新作が放映される人気作品で、ストーリーテラーのタモリとともに、黒猫のCGのタイトルバックに流れる
有名なテーマ曲です。
「1. メインタイトル(ガラモン・ソング)」は不気味だがドラマチックな独特の雰囲気で、ある部分ではブラックユーモアも
表現していて、印象的です。
「16. ストーリー・テラー」は、タモリ氏登場時のバックに流れる曲です。
作曲は「世にも奇妙な物語 映画の特別編」も同様に担当され、TV「BLACKOUT」「最後の弁護人」「NIGHT HEAD 劇場版/TV版」、
映画「スプリガン」「催眠」「サイレン」なども担当された、配島(ハイジマ)邦明氏です。
よもつひらさか (集英社文庫)
絵とタイトルになんとなく惹かれて買ってしまった初めての今邑さんの作品です。
一言で言うと、理想の短編集だと思います。
一編読み終わるとジワーっと心に広がる恐怖感だったり、サッと気が向いたときに読める1話ごとのボリューム、そしてハズレのない12編。
なんとなく結末の分かるものだったり、以前どこかで聞いたようなオチのお話も確かに存在しますが、いつのまにか読者に主人公の疑惑や不安を伝染させ、勢いよく終着点まで引っ張ってしまう面白さがこの本にはあると思います。
なかでも表題作「よもつひらさか」は、短編集のラストを飾るに相応しい素晴らしい作品なので、ぜひ読んでみてください。