Dolores and the Big Fire: A True Story (Ready-to-Read. Level 1)
Kyleさんは飼い猫のDoloresと二人暮し。
ある晩、KyleさんはDoloresに顔をひっかかれ、起こされます。
すると、電気のついているはずの部屋は真っ暗…
それは、真っ黒い火事の煙だったのです!
1ページに大きな字で4~5行ずつの、大変シンプルな絵本です。
けれど、この短さの中にKyleさんの生活の様子や、Doloresとの関係
そして、火事の事までが描かれているのです。
イラストがとても素晴らしくて、猫の習性や特性をよくとらえていて
文章で描写しきれない部分を、全てイラストが語ってくれています。
最後に、Doloresがひどい火傷を負って助け出された所では
涙が出てしまいました。
このお話は、実際にあったお話なので
その事を考えると、また感動してしまいました。
やさしくシンプルな英語で書かれていますので、とても読みやすいです。
たとえ英文が分からなかったとしても、イラストを見るだけでも感動は伝わると思います。
読み聞かせに。
英語の学習をしようと思っている方に。
猫の大好きな方に、ぜひお薦めしたい1冊です!